youtubeの投稿で身元を分からなくする方法

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話題の流出動画の検証

さて、気軽に投稿するのはいいのですが、こうした法律的な問題もあるので、投稿者としてはそのプライバシーについても気になる点となっています。

Wiki Leeksなどは投稿者の身元がわからないようになっていますがyoutubeはそうではありません。大きな話題となった尖閣沖の中国漁船衝突を巡る映像の流失事件では、結局神戸海上保安部の主任航海士が上司にyoutubeに投稿したことを告白したことから、投稿者が発見されましたが、実際はどうなのかが気になります。

尖閣ビデオでの投稿者は身元が分からないように「sengoku38」というハンドルネームを使って、更に不特定多数の人が利用するインターネットカフェから投稿するなど、対処をしていたわけですが、結局は追い込まれて不本意ながら告白せざるを得なくなったとも考えられます。ちなみにsengoku38は読売テレビの記者に会って、実名を報道しないことを条件に投稿の意図を語っています。この尖閣ビデオを投稿すると、残されたIPアドレス（履歴）から利用したパソコンが特定されるので、不特定多数が利用するインターネットカフェを利用したのは有効ですが、自分が所属している神戸海上保安部に近い市内の店から投稿したのは甘かったと思います。

神戸海上保安部の職員数は少数で、特に尖閣ビデオを投稿した日時での全職員の所在場所を調べれば投稿可能者がかなり絞られてしまいます。又、店内には防犯ビデオが設置されているので尖閣ビデオを投稿した日時の防犯ビデオ映像を見れば誰かが判別できてしまいます。こうした経緯があったのではないでしょうか。